ミュージックステーションに出た「Dungeon Monsters」はミュージシャンでなく「地下アイドル」みたいだ

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Mステを見ました

いきなりですがこの前のMステをようやく見ました。

ほうぼうで「フリースタイルダンジョンのモンスターがMステに出るから見なきゃ」とか、「ラップがMステに出るのは画期的だから見なきゃ」とか聞いていたのでどんなものか気にはなっていたのですが…

いや、これ酷くないですか?




何よりも曲がひどい

どこがひどいと思ったのか

https://www.youtube.com/watch?v=518H6NTLSQw

ひどいと思うところを上げるとキリがなくて、

・変なトラップみたいな音楽の上で
・同じテンションでラップしているだけで
・わざと外してるわけじゃなくて間違ってるし
・曲の展開も少なければ
・内容としてもなんか湘南乃風みたいなネタぽい歌詞で、
・どこがサビかもわかんない
等々…




元々ダンジョンが嫌いなわけじゃなくてむしろ面白いと思って見てきたし、日本のヒップホップシーンの認知度向上には寄与してるんだろうなぁとは思う。

それだけに全国区のテレビでめちゃくちゃダサいヒップホップを聞いて悲しくなるわけですよ。これで「あ、ヒップホップってダサいんだな」と思う人は少なからずいるわけだから。

盛り上がっている人たちは「俺らが応援してたダンジョンのモンスターたちがやっとMステに出たぞ!やった!!」なんだと思うんだけど、僕には「キワモノとして一部で人気の地下アイドル登場」にしか見えなかった。

ヒップホップは音楽ではなくなってしまったのか

なんで「地下アイドル」的もしくは「オタク的」かというと「自分たちの流儀」みたいなものを尊重しすぎた挙句人に聞かせるものになっていないと感じるからです。




あの曲のどこがかっこいいと感じるのかわからないし、おそらく皆さん「曲がかっこいい」とは思っていないんじゃないでしょうか。この記事を書くにあたって「Mステ ダンジョン」とかでザーッと検索かけてみましたが「ラップがMステに!」的な反応ばかりで一切曲のことに触れていなかったのが印象的でした。

そもそもフリースタイルダンジョン系で「この曲いいよ!」とオススメされたこともないですし、僕はクラシックなトラックがかかったとき以外で「いい曲だな」と思ったことがありません。

この音楽は添え物になっている感がすごく「アイドル」的、もっと言えば人に理解されないところが「地下アイドル」的だと思います。

ヒップホップは死んだのか?

と思っていたら同時期にキックザカンクルーの”千%”が発表されました。

いやこれでしょ感。
(MVはちょっと恥ずかしいくらい低予算感が出ていますが…)





ヒップホップの源流であるところのサンプリングをしっかり使った上で曲の展開があって、三人の声がちゃんと棲み分けてて、だからこそバースで声の厚みが増してる。

あまり深くは触れませんが韻の踏み方も一曲でバラエティーがあって「これぞ音楽」という気分にさせてくれます。

フリースタイルダンジョンもこのくらいの曲ができるように頑張って欲しいです。